群馬県伊勢崎市に住む30代の独身女性です。
実家で両親と3人暮らしをしています。
2023年2月に業務委託でお仕事をさせて頂いている会社から、とても珍しい黒いちご「真紅の美鈴(しんくのみすず)」を頂きました。
黒いちごなんて、普段行っているスーパーではなかなか見かけませんよね。
人生初の黒いちご「真紅の美鈴」を食べるという貴重な体験をさせていただいたので、口コミをシェアします。
【築地市場ドットコム】かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」の外装
発送通知で頂いた通りの日にいちごが届きました。
「イチゴ取扱注意」のシールが貼ってあると、胸が躍るのは私だけでしょうか?
箱の大きさは縦が約19.5cm、横が約26cm、高さが約5.5cmでした。
B5サイズくらいなので、冷蔵庫にそのまま入れられるサイズでした。
かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」に入っていたパンフレット
配送用のシールをカッターで切ってからフタを開けました。
まずは真紅の美鈴のパンフレットが登場です!
箱の中には
- 黒いちごと白いちごの説明
- 表:「真紅の美鈴」について/裏:農園について
- JOB FARMについて
- 農福連携について(動画のご紹介)
の計4枚の印刷物が入っていました。
箱を開けてすぐに入っていたパンフレットです。
着ぐるみになったら人気が出そうなキャラクターがいますね!
みすずちゃんは王冠をかぶっているのでお姫様でしょうか?
天使のいちごちゃんもいます。
ほっぺのそばかすがキュートですね。
他の3枚は、3つ折りになって透明の封筒に入っていました。
その中に「真紅の美鈴」について詳しく書かれたものがありました。
母親の「ふさの香」は、平成12年に登録された千葉県の品種で黒いちごではありません。
父の「麗紅(れいこう)」も、千葉県にある昔ながらの品種で黒いちごではないようです。
写真を見る限り「真紅の美鈴」は赤黒いですよね。
どうして黒いちごが生まれたのか不思議です。
パンフレットには
- 色に特徴があり、外観は鮮赤よりも濃く、中まで濃紅で酸度は極めて低い
- 色が濃紅なのに日持ち性が高く、糖度比も高い
- 果汁も濃紅で、アントシアニン、ビタミンCも高い
- 生食から、加工品のジャムまで幅広く多機能
と書かれています。
これは期待値が上がりますね!
他品種との比較表まで表記されています。
目にいいとされるアントシアニンはとちおとめの約2倍です!
かえもん農園【NPO法人ジョブファーム】
「真紅の美鈴」について書かれたパンフレットの裏面です。
いちごを発送してくださったかえもん農園の情報が書かれていました。
「障がい者でつくる地元の新商品直営専門店」ということなので、障がい者の方が働いている農園ですね。
公式ホームページを開くと、実際に働いている様子などを動画で見ることができました。
今回いちごを頂いたことで、農福連携という考えや働き方、障がい者の方が働くための取り組みについて知ることができました。
特定非営利活動法人・障害者就労支援・ジョブファーム(http://sun.gmobb.jp/jobfarm/)
かえもん農園(https://kaemon-nouen-oami.com/company/)
かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」とご対面
パンフレットを取り出すと、待ちに待った黒いちごとご対面です。
頑丈そうなパックに赤黒いいちごが15粒入っています。
第一印象は、120%完熟したいちごという感じです。
黒いちごだと知らなかったら「熟れすぎているのかな?」と思うかもしれません。
箱の中はいちごのパックだけで梱包材は無く、ゴミが少ないのでとてもありがたいです。
パックのセンターにはかわいいみすずちゃんのシールが貼ってあります。
みすずちゃんのシールが貼ってあるフタを外すと、中にはもう一枚ふわふわしたフタがありました。
下のトレーには白くて薄いシートが貼ってあり、ゆりかごのようになっています。
そのおかげで、大きな損傷もなく真紅の美鈴は無事に届きました。
今回届いた真紅の美鈴と、含まれていたもの全てです。
市販のいちごと容器が違うので特別ないちごだと感じますが、のしのようなものがありません。
なので、もらった時に贈答品だとわからない方も出てきてしまうかもしれないと感じました。
真紅の美鈴や農園について書かれた印刷物が入っていたので、食べる前のワクワク感が増しました!
かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」をよく見る
ベールを剥がした真紅の美鈴です。
粒は揃っているというわけではなく、色々な形があります。
いちごの形を見ながら空想するのも楽しいですよね。
ヘタ周りが白いものもありますが、一番膨らんでいる部分は赤黒くて熟している感じです。
香りは一般的ないちごと同じくらいでした。
一粒だけ、ごくわずかに黒い点々が付いていましたが、洗えば問題なさそうです。
私の片手には5粒乗りました。
持った感じはずっしりしています。
お皿に並べて先端チェックしてみました。
ほとんど先端が痛んでいません。
色が濃いので柔らかそうに見えますが、しっかりしたいちごのようです。
大きそうな真紅の美鈴と100円玉の大きさを比較してみました。
真紅の美鈴は、100円玉の4倍くらいの大きさでしょうか。
いただいた全ての真紅の美鈴の重さを測ったところ、一番軽いいちごは20g、一番重いいちごは32gでした。
かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」
いただき物ですが、とてつもなく気になるので遠慮なく糖度を測ります。
今回、真紅の美鈴の代表選手はこちらです。
全体的に赤黒く、先端はオレンジ色っぽくなっています。
ヘタの周りまで濃い赤です。
このいちごはヘタ周りの白い部分がほとんどありませんね。
真紅の美鈴を半分に切りました。
断面が真っ赤です!
このまま紙に押し付けたら、いちごのスタンプになりそうなくらい赤いです。
真ん中には少し空洞がありますね。
計測する部分がいちごの甘い先端だけにならないよう、縦に切って糖度を測りました。
この真紅の美鈴の糖度は13度です!
いちごの平均糖度は10度前後なので、真紅の美鈴は甘いいちごですね。
念の為、別のいちごの糖度を測ると糖度は10度でした。
今回の結果から、真紅の美鈴は平均的ないちご〜甘いいちごくらいの糖度ということになりました。
かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」と「やよいひめ」を比較
「黒いちごと呼ばれているからには、他のいちごと並べて比較したい!」という衝動に駆られたので、冷蔵庫にあった群馬県のいちご「やよいひめ」と比較してみます。
やよいひめは割と明るい赤で、真紅の美鈴は赤黒いですね。
真紅の美鈴は、膨らんでいる部分の色が特に濃いです。
断面を比較します。
真紅の美鈴は真ん中まで赤いです!
これがフルーツサンドに入っていたら映えそうですね。
半分に切ったいちごたちをなんとなく並べてみました。
こう見ると色の差がはっきりしますね。
真紅の美鈴は黒いちごと呼ばれるにふさわしいいちごです!
かえもん農園の贈答用の黒いちご「真紅の美鈴」を食べる
では、お楽しみの真紅の美鈴実食タイムです!
真紅の美鈴はゴロゴロっとしていて、四角い形のいちごが多いですね。
「黒いちご」と聞くと、甘いのか酸っぱいのか味の想像ができません。
人生初の黒いちごに期待は高まります。
豪快に一口で頂きました!
しっかりとした甘さの中にいちごらしい酸味があり、後味もすっきりしていて食べやすかったです。
水っぽさは全くなく、食感は柔らかめでした。
今回は母と一緒に食べました。
母に見せると「本当に色が濃いね!」と驚いていました。
母は多少酸味があるいちごが好みなようで、真紅の美鈴をとても気に入っていました。
せっかく変わったいちごを頂いたので、雪見だいふくと一緒に食べました。
雪見だいふくが真っ白なので、真紅の美鈴の濃い赤が映えますね!
雪見だいふくのもちもち感といちごのシャキシャキ感が歯触りよく、ぺろっと食べてしまいました。
最後の感想
白いちごは食べたことがありましたが、黒いちごは初めて食べました。
真っ黒というよりは、濃い(暗い)赤色という印象が強かったです。
黒いちごは見た目ほど味にクセは無く、甘い中にも酸味があって食べやすいいちごでした。
いただいたパンフレットといちごを父に渡すと「千葉県ならみんなで行けるな」と提案してきたので、旅行の話で盛り上がりました。
いちごの紹介パンフレットがあると、いちごを再購入したり誰かに贈りたい時の参考資料になるので助かるなと思いました。