ギフト用でいちごのあまおうを送りたいけど、どんなあまおうを選べばいいか悩んでいませんか?
「贈り物にいちごが向いている?」「ギフト用のあまおうを選ぶときに何を基準に選べばいいの?」
そんな悩みを解決するために、いちごソムリエの宮崎大輔さんへの取材をもとに、記事を作りました。
いちごソムリエの宮崎さんは、大学時代から現在に至るまでいちごについて10年以上研究。
”いちごのヘタを見ただけでいちごの品種がわかる”というほど、いちごに詳しい専門家です。
今回は、通販でいちごのあまおうを購入するときの選び方のポイント、おすすめ商品をランキング形式で紹介します。
![宮崎のプロフィール](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-300x300.png)
宮崎 大輔
いちごソムリエ
株式会社イチゴテック 代表取締役
信州大学農学部でイチゴの研究を始め、大学院でイチゴの研究で修士号を取得。2013年から農業指導を始め、2019年にイチゴに特化した事業を行う(株)イチゴテックを設立
いちごのギフト用の需要はどれほどあるのか?
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2022/12/takasouFTHG4916_TP_V-2-1024x695.jpg)
いちごと言えば、「家族揃ってみんなで集まって食べる」という印象を持っている人は多いのではないでしょうか。
特に女性や子供に人気があり、いちごが苦手という人は比較的少ないです。
日本では、いちごはバナナやみかんなどと比べると値段も少し高いので、フルーツの中でも少し高級感があります。
最近では各都道府県ごとに、地域限定のブランドいちご作りが盛んです。
福岡県のあまおうを代表として、栃木県のとちおとめやスカイベリー、熊本県のゆうべになど、多くの種類が販売されています。
そのため、「いちご=高級品」というイメージを持っている人も多いでしょう。
ブランドいちごの中であまおう品種の立ち位置は?
ブランドいちごはたくさんありますが、高級いちごとして特に有名なものがあまおうです。
あまおうとは、赤い、丸い、大きい、美味いの頭文字を取って名付けられたいちごです。
福岡県限定のブランドいちごであり、品種名は「福岡S6号」で、農協によって商標登録されました。
「福岡S6号」は「博多あまおう」という名称で親しまれています。
あまおうは全国のスーパーで売られていて、必ず他の種類のいちごよりも値段が高いです。
日本人の中でも「あまおう=高級」というイメージが定着しています。
贈答品のあまおうの魅力と注意点
では、誰かに贈る「贈答品」として、いちごのあまおうは適しているのでしょうか?
結論から言うと、贈答品としてあまおうを贈るのはおすすめです。
一般的にいちごは嫌いな人が少ないので、小さな子供がいる家庭や、企業への贈答品としても選ばれることが多いです。
あまおうは粒も大きく、甘さも十分あるので、ギフト用に適していると言えます。
高級なイメージがある、あまおうを贈ると、きっと誰が受け取っても高級なものだと感じるでしょう。
贈答品として特におすすめな時期は、12月から2月までです。
いちごは、冬の寒さが厳しくなるにつれて、粒はより大きく、甘さも強くなっていきます。
あまおうのギフトはこんな感じ
実際のあまおうギフトは以下の特徴があげられます。
- 化粧箱に入っている
- くぼみがあるシートで実が傷みにくい
- 450gなのでコンパクトなサイズ
- 軽めのギフトとしておすすめ
- 4,000円くらいのギフトとしておすすめ
https://item.rakuten.co.jp/auc-kurashi-kaientai/2014040-amao-exsk/
ギフトのあまおう(お歳暮、お中元、母の日、贈答品など)は他の品種に比べてどういう違いがある?
まず前提として、あまおうの収穫時期は12月から翌年の5月までです。
場合によっては、ギフト用を1月から販売開始する農園もあります。
逆に6月から11月はあまおうの収穫がないため、あまおうギフトを贈ることはできません。
お歳暮のあまおうの魅力と注意点
お歳暮は12月中旬から下旬に贈るので、あまおうの収穫時期と合っています。
ただし、いちご需要が高まるクリスマスの時期とも重なっているので、ケーキ用の出荷が多く、ギフト用の出荷量が少ない可能性があります。
お歳暮として贈る場合は、12月からギフト発送を行なっている農園を探し、発送期間に余裕を持って贈りましょう。
お中元のあまおうの魅力と注意点
お中元は7月上旬から中旬に贈るので、あまおうの収穫時期と合っていません。
ゼリーやアイスなどの加工品は7月でも手に入るので、あまおうを使った加工品であればお中元として贈ることができます。
逆に、生のいちごをどうしてもお中元として贈りたい場合には、夏秋(かしゅう)イチゴがおすすめです。
夏秋いちごは、夏に収穫されるイチゴなので、お中元の時期でも生のいちごを贈ることができます。
ただ夏秋いちごは、粒が小さく甘さが弱いと言われています。
母の日ギフトのあまおうの魅力と注意点
母の日は5月の第2日曜日なので、いちごの発送は5月上旬から中旬になります。
あまおうの収穫時期とぎりぎり重なっていますが、あまおうは収穫終盤になると小粒になりやすく、甘さも弱めになります。
あまおうの収穫時期から考えると終盤にあたり、ギフト自体の価格は安くなります。
母の日のギフト用として、選ぶ人は少ないのであまりおすすめできません。
ただ、いちご好きなお母さんの場合はプレゼントしてみるのもおすすめです。
ホワイトデーのあまおうの魅力と注意点
少し珍しいですが、ホワイトデーのお返しとしてあまおういちごを贈ってみるのはいかがでしょうか。
ホワイトデーは3月14日なので、あまおうの収穫時期とも合っています。
バレンタインデーにプレゼントされた方は、ホワイトデーのお返しを何にしようか迷っているはずです。
例えば、職場の女性社員からチョコレートをもらった男性社員なら、あまおうを配るのもいいかもしれません。
ただ注意点としては、天候や実の状況によってはホワイトデーの日に届かない可能性があることと、受け取ったらすぐに食べないといけないということがあります。
また、本命チョコレートのお返しとしては少し軽いと思われるかもしれません。
逆に、義理チョコのお返しとしては少し重すぎるかもしれません。
入院のお見舞いでのあまおうの魅力と注意点
家族や知り合いが病院に入院している場合には、フルーツを手土産として持っていったり、ギフトとして贈るのが一般的ですよね。
一般的にはりんごやみかん、バナナなどありますが、高級品のあまおうを贈ると相手に喜ばれると思います。
いちごは皮をむかずにそのまま食べられるので、簡単に食べられる点も喜ばれることでしょう。
ギフトであまおうを人に送る時は箱(パッケージ)にも注目
あまおうを贈るのであれば、パッケージにも気を配りましょう。
プラスチック製の容器でもいいですが、桐箱の方が高級感があり、ギフトとしての格が上がり、相手に感謝の気持ちがより伝わりやすいです。
また、あまおうはギフト用としての需要が多いので、いろんな種類の商品があります。
パッケージについてもかわいいデザインやかっこいいデザインのものがあるので、渡す相手や用途によって選ぶことができるのも魅力です。
ギフト用あまおうの選び方
ギフト用あまおうの値段は3千円から3万円くらいまで幅があります。
贈り物の相場に合わせて、いちごギフトの金額を選びましょう。
贈り物の相場は以下を参考にしてみてください。
(※あくまでイメージなので、贈る相手や状況によって金額は異なります。)
・結婚式内祝いの相場
頂いたお祝いの半額(半返し)から3分の1程度
例)3万円→1万〜1万5千円・出産内祝いの相場
頂いたお祝いの半額(半返し)から3分の1程度
例)1万円→3,000〜5,000円・長寿祝いの相場
5,000〜30,000円・入院のお見舞いの相場
親族や家族などの場合は、5,000~1万円程度
仕事関係であれば、3,000~1万円程度・法事・法要のお供えの相場
故人と親しかった場合は5,000円~1万円ほど
それ以外3,000円~5,000円ほど・香典返しの相場
半分程度を返す、半返しが一般的
2,500円から5,000円・取引先のお土産の相場
クライアントや取引先3,000円〜5,000円程度
謝罪や特別な挨拶など場合は6,000円〜10,000円・昇進祝いの相場
一般的に3,000~30,000円
職場の上司や同僚の場合は、3,000~10,000円
友人や親戚に贈る場合は、5,000~10,000円・退職祝いの相場
同僚や友人・知人であれば3,000~5,000円程度
お世話になった先輩や上司などであれば5,000~10,000円程度、
自分やパートナーの親であれば10,000~30,000円程度
ギフト用でいちごのあまおうを選ぶ時の注意点
ここからは、どのようなギフト用あまおうを買えばいいのか、選ぶときの注意点を紹介します。
ギフト用あまおうは日付指定できるお店がオススメ
ギフトとしてのあまおうを贈るときには、日付指定ができるお店がおすすめです。
いちごは生鮮品のため、あまり日持ちがしません。
例えば、個人に贈る場合は、相手が旅行などで外出していると受け取れません。
また、会社の場合でも在宅勤務などで社員が不在にしているなど、受け取れずせっかくのギフトが傷んでしまいます。
その為、相手先が受け取れる日をあらかじめ確認してから贈りましょう。
ギフト用あまおうは果実がぶつからないものを選ぶ
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/02/shibuyanishimura-amao-kibako-007-1024x768.jpeg)
ギフトとしてイチゴのあまおうを贈る時に大切なことは、果実同士が当たらない容器を選びましょう。
いちごは、少しの衝撃でも非常に傷みやすいフルーツです。
通常スーパーで販売されているあまおういちごは、果実同士が直接ぶつかるため、傷みやすいんですね。
しかし、ギフト用いちごはしっかりと丁寧に梱包されていることが多いです。
例えば、くぼみがあるトレーや「ゆりかーご」と呼ばれる二重構造のトレーなどで梱包されているものを選ぶとよいでしょう。
「フルーツキャップ」と呼ばれるクッションに、一つずつ包まれいるいちごもおすすめです。
ただ十分に梱包されているとはいえ、クロネコヤマトや佐川急便などの配送中の揺れなどで実が傷むことはあります。
いちごソムリエオススメの贈答品あまおうランキング
【5位】あまおう いちご EX (約900g) 福岡産 8,294円 (税込)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
通常スーパーのいちごパックに換算すると、およそ3パック分の量になります。
あまおういちご最上級グレードの「エクセレント」にあたり、高級感もあるので、豪華な印象を与えます。
価格としては、1万円くらいのギフトとしておすすめです。
いちごのパックにくぼみがあるシートなので、実が傷みにくいのも嬉しいですね。
※のし対応可。
【4位】あまおう 福岡産 完熟あまおう 280g以上×2パック 3,980円 (税込)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
一粒ずつあまおうを特製の緩衝パックに詰めているため、非常に傷みにくいのが特徴。
完熟のあまおうを配送してくれるので、一番美味しい時期で贈れるのもポイントです。
価格としては、5千円くらいのギフトとしておすすめです。
※のし対応不可。
【3位】低農薬 福岡 あまおう 苺 いちご 4パック 1kg 40~64粒入 7,480円 (税込)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
農薬を減らした低農薬のため、小さなお子様がいる家庭に贈る際におすすめです。
シートにくぼみがあるので、実が傷みにくいのも安心ですね。
価格としては、5千円〜1万円くらいのギフト用として使えます。
※ラッピング不可。のし対応可。
【2位】【送料込】【厳選大粒 いちご】 あまおう EX 1パック (9〜12粒) 福岡産 6,260円 (税込)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
メッセージカードをつけたり、日付指定配送ができたり、ギフト配送に特化している点がおすすめです。
大切なギフトなので、あまおうはくぼみがあるシートに丁寧に入っています。
価格としては、5千円くらいのギフト用としておすすめです。
※のし対応可。メッセージカード対応可。
【1位】あまおういちご 木箱入り バレンタイン お祝い 渋谷西村 西村 フルーツギフト 7,560円 (税込)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
![](https://ichigo-tuhan.com/wp-content/uploads/2023/01/0HOYEYl8RCqPOq31627864613_1627864664-150x150.png)
あまおうが木箱に入っているので高級感があり、ギフトとして豪華な印象を与えたい方におすすめです。
木箱の中にくぼみがあるシートが入っているので、いちご自体も傷みにくいです。
価格としては、5千円〜1万円くらいのギフト用として使えます。
※ラッピング対応可。のし対応可。
最後に
今回はいちごソムリエの宮崎大輔さんの取材をもとに、いちごのあまおうの選び方とおすすめの商品をランキング形式で紹介しました。
あまおうは味や見た目だけでなく、高級いちごとしてのイメージもあるので、ギフトを受け取った側は、きっと喜ぶこと間違いないでしょう。
また、ギフト用のいちごは農家から朝摘みで直送したり、完熟のものを選別することが多いです。通常のスーパーのいちごと比べると、鮮度が高いとも言われています。
普段、お世話になっている方や友人、家族への感謝の気持ちとしてあまおういちごを贈ってみてはいかがでしょうか。
この記事を参考にして、ぜひ素敵なあまおうギフトを選んでもらえると嬉しいです。