色の白いいちごをデパートやお店で見たことはありませんか?どのような味がするのか、どうやって栽培されたのか気になりますよね。
最近贈り物としての贈答用でも白いちごは注目されています。
そんな白いちごについて今回はいちごソムリエの宮崎大輔さんへの取材をもとに、記事を作りました。
通販で白いちごを購入するときの選び方のポイント、おすすめ商品をランキング形式で紹介しますのでぜひ参考にしてみてください!
宮崎 大輔
いちごソムリエ
株式会社イチゴテック 代表取締役
信州大学農学部でイチゴの研究を始め、大学院でイチゴの研究で修士号を取得。2013年から農業指導を始め、2019年にイチゴに特化した事業を行う(株)イチゴテックを設立
白いちごとは何か?
白いちごとは、完熟になっても白いままのいちごのことを言います。
なぜ白いのかというと、遺伝的な要因で光に当たってもアントシアニンという赤い色素が発現しにくい、もしくは発現しないためです。
日本で最初の白いちごの品種登録がされたのは、2009年。商品名が「初恋の香り」、品種名が「和田初こい」という白いちごです。
実は日本だけではなく、海外にも日本とは違う品種の白いちごはあります。
また日本では現在10品種ほどの白いちごがあり、栽培技術により粒が大きくなっているなど、日々変化しています。
代表的な白いちごをいくつか紹介してみました。
天使のいちご
いちごの実として売られる場合は「天使のいちご」という名前です。
しかし、苗として売られる場合は「エンジェルエイト」、品種名は「ももいろほっぺ8号」という名前になります。
雪うさぎ
佐賀県の唐津市で栽培されています。
比較的果実は硬めで、粒が大きいのも特徴です。
淡雪
「さがほのか」といういちごの突然変異により誕生したいちごです。
パールホワイト
白いちごの中でもひときわ白く、目を引くいちごです。
あその小雪
熊本県阿蘇中央高校の農業食品科の先生と学生が、12年かけて品種改良した品種です。
ミルキーベリー
栃木県が「初恋の香り」をもとに開発した、栃木県オリジナル品種となる食味の良い白いちごです。
真珠姫
桃薫とある品種の変異株を交配させできたいちごです。
トロピカルないい香りがするのが特徴です。
コットンベリー
白というよりも全体に淡いピンク色で、粒もやや大きめです。
桃薫
農研機構が品種改良した白色に近いいちごで、一番の特徴は桃のような香りがします。
近年、白いちごを見かけるようになった理由
近年、白いちごをデパートやスーパーで見かけるようになった理由はなんなのでしょうか?
初恋の香りが品種登録された2009年です。その珍しさから、白いちごは高い値段で売れるようになりました。
そこから多くの農家や民間、県の方々も品種改良で白いちごを作るようになり、現在のようにスーパーや百貨店で見かけるようになっています。
流通量が増えたとは言え、まだ品揃えが少ないスーパーでは見かけることはほとんどできません。
また白いちごがどれくらい高い値段で売られているかと言うと、1パック1,000円以上。赤いいちごの2〜3倍くらいの値段です。
最近の白いちごは、品種改良によって味が良くなり、栽培技術によって粒が大きくなってきています。
白いちごはいちご狩りでは食べられる?
ではこの白いちご、いちご狩りでも食べれるでしょうか。
結論としては「いちご狩りでも食べられる農園はあるが、とても少ない」です。
またいちご狩りで白いちごを食べられる場合でも、白いちご限定のプランがある可能があります。
例えば「白いちごのプランを選択する必要がある」「追加料金を払う必要がある」「個数制限がある」「量り売りで売られている」などです。
赤いいちごよりも食べられる農園が少なく、また料金が高くなる可能性が高いです。
そのため、白いちごを食べたい場合は通販がオススメします!
ギフト用の白いちごの魅力とは
白いちごはギフト用としてもオススメです。
理由は誰でも「白いちごは珍しく価格が高いこと」を知っているためです。
それにより特別な物を贈っているという気持ちが伝わります。稀少性があるので受け取った人がいちご好きなら喜んでくれ、また驚いてくれるでしょう。
特に女性や子供がいる家族や会社に送るのにもオススメです。
また白いちごは、ギフト用の化粧箱や傷つきにくいパッケージの商品が多いため、ギフトとしての選択肢が多いのポイント。
だから白いちごをギフトとすることはおすすめです。
ただし、収穫される時期は12月から5月頃なので、その時期を狙う必要があります。
白いちごは6月から11月はほとんど売っていないので注意が必要です。
ギフト用の紅白いちごの魅力は
白いちごだけのギフトでもいいですが、赤いいちごとセットになった紅白いちごもおすすめです。
理由は日本では紅白はおめでたい時に使うカラーリングだからです。
例えば紅白饅頭など、おめでたいときに送るプレゼントといえば紅白ですよね。結婚祝いや出産祝い、米寿などめでたいお祝いごとにおすすめです。
実はギフト用として紅白いちごも様々な選択肢があります。白いちごのみより、紅白いちごの方がインパクトがあります。また写真映えするのできっと写真を撮って喜んでくれるはずです。
ただし注意点として、赤いいちごも入ることで白いちごの数が全体的に見ると減ってしまうことです。
送る人の人数が多いと白いちごを食べられない人も出てくるので、相手の人数よりも白いちごの数が多いことを確認しましょう。
入院患者への手土産や謝罪するためのギフトとしては紅白いちごは適さないので注意ください。
ちなみに「紅白」の由来をご存知ですか?由来には諸説ありますが、赤色が出生、白色が死を意味し、その2つの色の組み合わせで「人の一生を表している」という説があります。
その他には、古来より日本ではおめでたい時に赤飯を炊き、餅をついていたことから、赤飯の「赤」と餅の「白」が紅白の由来になったと言う説もあります。
白いちごランキング
ここからは白いちごのおすすめランキングを紹介していきます!
【10位】天使のいちご 200g×4パック 合計800g 24,000円
ふるさと納税で購入可能で、1月より申込順で順次発送となっています。
天使のいちごは珍しいいちごのため、あまり通販でも売っていないため話題作りのためにもおすすめ。
200g×4パック 合計800g とたっぷりサイズなのも魅力ポイントです
【9位】淡雪 270g×2 3,979円 (税込)
Lサイズ以上を選んでくれるので、大粒です。
沖縄や北海道はクール便になりますが、その方がイチゴが傷むリスクが減るので安心ですね。
追加で1,000円が必要ですが、日付指定もできます。
【8位】淡雪 270g×2 ゆりかーご 4,800円 (税込)
ゆりかーごというハンモック構造のパックを使用しているので傷がつきにくく、ギフトにもおすすめです。
また淡雪は甘味が強い品種となっており、果肉は固め。食感を楽しむことができるいちごです。
【7位】淡雪 270g×2 ゆりかーご 4,980円 (税込)
こちらも上記と同じくゆりかーごというハンモック構造のパックを使用しているので傷つきにくい梱包になっています。
甘みが強く、酸味をほとんど感じないのが特徴。ほんのりピンク色で見た目が可愛らしいいちごです。
【6位】佐賀産 白いちご パールホワイト 淡雪 食べ比べ 9,890円 (税込)
白いちご2種類(淡雪・パールホワイト)の食べ比べはとても珍しいです。白いちご好きにぜひ食べていただきたいです。
包装はいちご専用の宙吊り構造のものを使用するため、いちごが傷つきにくいです。
【5位】小田急百貨店の雪うさぎ、天使の実 7,560円 (税込)
『雪うさぎ』という珍しいいちごと『天使の実』が入っています。
小田急百貨店の商品なので信頼ができます。
のし対応が可能なため、ギフト用にしやすいのもおすすめポイントの一つです。
【4位】白く輝く希少品種の白いちご [パールホワイト10粒] 6,980円 (税込)
10粒ずつの梱包は珍しいです。お試しで少し食べてみたい人にもおすすめです。
香りがとても良い品種となっているため、箱を開けた瞬間から良い香りに包まれます。
【3位】白い宝石2パック 7,980円 (税込)
白い宝石は珍しいいちごなので、自分へのご褒美やプレゼントにもとても良い品です。
1パックに6〜15粒ほど入っています。
【2位】奈良県産 ”プレミアム 白いちご 淡雪いちご” 5Lサイズ 1粒 1,580円 (税込)
1粒売りはとても珍しいです。また5Lサイズは超特大で一口では食べることができないほど。
上品な味わいのいちごです。
【1位】まぼろしの白イチゴ【天使の実★大粒9-12粒】 24,900円 (税込)
一番いいコンディションのいちごを発送してくれるため、お受け取りが可能な【複数の曜日指定】が必要になります。
とても大粒で、希少な高級いちごです。
最後に
いちごソムリエの宮崎大輔さんの取材をもとに、白いちごの紹介とおすすめの商品をランキング形式で紹介しました。
白いちごは稀少性があり、自分が食べるのはもちろん、ギフトとしても喜ばれるものとなっています。特に紅白いちごは、おめでたい時のギフトとしてピッタリ!
この記事を参考にして、ぜひ自分にぴったりの白いちごを見つけてください。